PC初心者のためのBM導入講座
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step 02 VB6.0ランタイムを用意する
BMSを遊ぶ際に必要なものを挙げてみると以下の通り。
・ゲーム本体
・曲データ
要はこれだけあればBMSを遊ぶことができる……と思ったら大間違い。
例えばゲーム本体をダウンロードしても曲データをダウンロードしても
それらのデータは圧縮されていますのでそのままでは使えません。
よって更に「解凍ソフト」が必要になります。
これはstep01にて紹介しましたね。
そしてゲーム本体。
これを無事に解凍できたとしても何故か起動しない。
パソコンでゲームを扱っているとそんなことがよく起こります。
それは何故か。
答え:別途必要なものがあるから。
フリーウェアやシェアウェアのゲームの多くで、
ダウンロードをするためのページやゲームの紹介ページ、
もしくはダウンロードしたファイルの中に入っている説明書等に
「このソフトには別途○○○が必要です」と書いてあります。
この別途○○○を入手しなくてはなりません。
何故そんな面倒なことを? と疑問に思ったそこの貴方はなかなか鋭い。
そんな方は以下の説明部分をご覧下さい。
どうでもいいからさっさとプレイさせろ、という方は
適時かっ飛ばしてページ下部へどうぞ。
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例えばあるゲーム1に必要なファイルがAとBとCだとします。
ゲーム2に必要なファイルはAとCとDだとします。
ゲーム3に必要なファイルはAとEだとします。
この3つのゲームを全部ダウンロードしようと思ったとき、
本来であれば全部で以下のファイルをダウンロードすることになります。
A 3つ
B 1つ
C 2つ
D 1つ
E 1つ
同じ物を複数回ダウンロードしてしまっていますね。
これではハードディスクの容量も時間もなにもかもがもったいない。
そこで色々なゲームで使われるファイル群であるAとCは別途公開としましょう。
するとこうなります。
はじめにAとCをダウンロード
ゲーム1のために B
ゲーム2のために D
ゲーム3のために E
といった具合に無駄が省けて良い感じ。
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そんなこんなでこれから紹介しようとしているゲーム本体にも
別途必要なモノが存在します。それがVB6.0ランタイムというものです。
このVB6.0ランタイム、ゲーム以外でも色々な場所で利用されていますので
これから色々パソコンのソフトを使ってみよう、という方は
BMSをプレイする云々に限らず入れておくと便利だったりもします。
というわけで早速入手しちゃいましょう。
実は「VB6.0ランタイム」で検索をかけると色々な場所で配布されているのがわかります。
どこでもいいからダウンロードしておいてください。
……というのはあまりにも不親切なので一応ダウンロードできる場所をひとつ例示しておきます。
NTSOFTさんが公開なさっているVisual Basic 6.0 SP6 ランタイムライブラリ(Vectorからダウンロード可能)です。
ダウンロード、もしくはダウンロードはこちら、という文字をクリックします。
すると以下のような画面になるはず。
ダウンロード、と書いてある画像、もしくは文字をクリックします。
するとこのような画面に切り替わり、少し待つと以下のような画面が出てきます。
上の画面はお使いのPCによって異なる場合があります。出ないこともあるかもしれません。
この画面では「保存」を選択。
ファイル名はそのままでOK。デスクトップ辺りに保存しておきましょう。
これでダウンロードが始まります。
ダウンロードが完了するとデスクトップにこんなファイルが現れます。
これがVB6.0ランタイムのインストールに必要なファイルです。
これに限らずVectorからソフトをダウンロードする場合の手順はほぼ一緒です。
他に何か欲しいソフトができるかもしれませんので覚えておくといいかも。
さて早速インストールしてみましょう。
ダウンロードしたファイルを開くとこのような画面が出てきます。
公開されているソフトは大抵圧縮がかけられた状態で配布されています。
圧縮されたファイルを使用するためには解凍をする必要があるのですが、
今回はソフトの側で解凍までやってくれます。
なので指示に従って一時的な解凍先を指定してやります。
自分で指定せずとも既にデスクトップが指定されていると思うので変更する必要はありません。
そのまま「解凍」をクリック。
自動的に解凍が完了し、インストールが開始されます。
とりあえず「次へ」をクリック。
文面を一通り読んでから「次へ」をクリック。
インストール中。お茶でも飲んで暫くお待ち下さい。
おめでとうございます。正しくインストールされました。
というわけでVB6.0ランタイムが無事インストールできました。
これで下準備は完了。あとは本体と曲データを準備するのみです。
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