『ぷにぷに☆ぽえみぃ』を読む

先日、小説『ぷにぷに☆ぽえみぃ〜小林伝説〜』を購入しました。

なんというか黒田洋介氏が好き勝手やってる作品で、小林のテンションもナベシン臭溢れてて、と
なかなかはっちゃけた作品です。

数々の作品のネタが惜しげもなく登場、しかも「某」などを用いて匂わせるだけではなく
堂々と作品のタイトルまで登場ときたら危険な香りを通り越して危険そのものです。

本作品は同タイトルのOVAの世界を元にしてあるとはいっても話の内容は全く別モノ。
主役のワタナベぽえみは拳で勝負する魔法少女だけど話の本筋は全然そんなこと関係ないし
現実にもいそうなシチュエーションの声優がいっぱい登場するし
ナベシンは死んで出番無いし北山Pの扱いも酷いし。
色々とへっぽこなのは相変わらずですけどね。

一応どういう作品なのか解説など。

ワタナベぽえみは拳で勝負する魔法少女「ぷにぷに☆ぽえみぃ」でありながら自分を小林と呼びつつ声優を目指す13歳。
設定上はアフロが素敵なワタナベシンイチの娘ということになってます。小林ですが。
そんな小林ことワタナベぽえみが声優になるべく間違ったベクトルで気合入れまくる、というストーリー。

だったような気がします。


元ネタわからねぇよ、という人には微妙かもしれませんが
有名ネタが多いのでアニメなど普段からよく見る人にはなかなか楽しめる作品であるかと。

ともあれ未だかつて無いへっぽこ小説です。
設定から話の流れまで全部が全部へっぽこで。
OVA版と似た雰囲気は持っていますが全く別物なのでOVA見た方でも
楽しめたり楽しめなかったりするかと思います。

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